女性特有の禿げは更年期障害や老化現象があげられます。
そして男性の場合は男性ホルモンが原因で起こるAGAがあります。
ですが女性が男性化するという事態が起こり、女性でもAGAになる事があります。
女性が男性化してしまうメカニズムは、老化現象で更年期を迎えると女性ホルモンが減少し、隠れていた男性ホルモンが活性化される為です。
AGAの詳しいメカニズム
男性ホルモンと遺伝によるもので、成人男性の3人に1人がなることから働き盛りの男性の悩みの一つとなりました。
髪が密集する割合が減り、頭頂部(O型)や生え際(M型)などから髪が薄くなります。
特に女性のAGAでは頭頂部が薄くなるようです。
髪には、髪が太くなる「成長期」→毛根の細胞分裂が退行する「退行期」→完全に髪の毛が止まる「休止期」というサイクルがあります。
成長期が短くなり柔らかく短い毛のまま1年も経たずに抜け落ち、休止期に入ってしまうと次第に薄くなり地肌が見えるほど禿げてしまうのです。
なぜ後頭部は禿げないのか
後頭部周辺は男性ホルモンの影響を受けにくく、これは女性も同じです。
また親族にAGAの人がいる場合はリスクが高くなります。
治療法はあるの?
AGAの治療で使われるのが「ミノキシジル」という塗り薬や、「フィナステリド」という内服薬が病院で処方されます。
ただしこの内服薬は1ヶ月で1万円ほどかかり、女性の使用は禁止されています。
女性がAGAになったらどうするの?
女性は内服薬が使用できないこともあり、男性よりもやっかいではあるのですが髪のサイクルを改善することで大幅に進行を遅らせることができます。
薬に過大な期待をもって生活環境を見直さずいるよりも、しっかりと生活環境を見直し、頭皮のためのマッサージや育毛を考えてあげる方がはるかに大切です。