「ハンドブロー」って何かご存知ですか?
シャンプー後、ドライヤーを当てるときにブラシではなく手を使っている方も多いはず。
髪の根元をやみくもにぐしゃぐしゃしたり、適当に手ぐしでとかしながらドライヤーを当てていませんか?
実は「ハンドブロー」はいつものドライヤーにちょっとしたコツを加えるだけでできる、美髪に効果的なブロー方法なんです!
今回は簡単にできる「ハンドブロー」についてまとめて紹介していきます。
ハンドブローで得られる効果とは?
「ハンドブロー」って何かご存知ですか?
ハンドブローとはその名の通り、手を使って行うブロー方法です。
濡れた髪はキューティクルが開いた状態で、そのまま放置せずドライヤーで乾かすことでキューティクルを髪に閉じ込めることが必要です。
「でも、ドライヤーの熱も髪によくないって聞いたけど…?」
確かに、ドライヤーの熱を長時間当て続けると髪は熱によるダメージを受けてしまいます。ドライヤーは構造上、一箇所に集中的に熱風が当たるようになっているので、キューティクルをキープしつつ熱からのダメージも防ぐには「ドライヤー」か「髪」を動かしながら乾かしてあげることが大切です。
「ハンドブロー」は癖毛や希望のスタイルに合わせて手で優しく髪をリードすることで、髪を熱風のダメージから守り、キューティクルを活かした美髪に効果的。さらに正しい手の使い方を覚えれば希望のスタイルに合わせてヘアセットまですることが可能です。
ハンドブローのやり方とコツ
それでは、具体的なハンドブローのやり方とコツを紹介していきたいと思います。
①タオルドライした髪にオイルや洗い流さないトリートメントなどで下準備
②下を向いて後頭部、耳周り、前髪の根元を手で頭皮をこするようにして乾かす
均等に風が当たるように根元を手で散らしながら乾かすのがコツ。根元に生え癖がある場合は少し引っ張るようにしながら乾かすと癖がなくなって綺麗な毛流れになります。
③髪の中間から毛先にかけて、手ぐしで流したい方向に少し引っ張りながら乾かす
内巻きにしたい場合は内側から手を入れて指のカーブを利用して内側に巻き込むように、ストレートにしたい場合は手ぐしのときに少し引っ張るように圧をかけながら、パーマヘアを活かしたい場合は指でねじりながら乾かすのがコツ。
いかがでしたか?手でドライヤーの熱風を分散させたり、指をつかって髪に毛流れをつくることでヘアスタイルの土台をつくり、自然なキューティクルを生み出すことができます。ハンドブローは簡単で誰でもできるブロー方法なので、ぜひ参考にして取り入れてみてくださいね。