髪の毛がパサつく原因と対策

 

乾燥も気になってくるこの時期、頑張って洗い流さないトリートメントなどを使い、なんとか髪のパサつきをなくそうと努力している女性は多いですよね。

でも、髪の毛のパサつきは髪の内部のダメージと大きく関係しているので、外側からのケアだけではいつまでたってもパサつきは解消されません。

そこで、今回は髪の毛がパサつく原因とその対策をお伝えしていきます。

 

 

  • 髪の毛がパサつく原因

 

髪の毛がパサついている時は、毛髪の外側を覆っているキューティクルが剥がれてしまっている状態です。キューティクルが剥がれると髪の断面は凹凸になり、同じく凹凸になっている髪の毛と擦れて、どんどん髪の毛がパサついていくのです。内側を守る役目のキューティクルが剥がれているので、髪の内部の水分も蒸発してしまい、髪自体が乾燥してパサパサになっている状態です。

 

キューティクルが剥がれる原因も幾つかあります。

例えば、シャンプーで髪の毛を擦り合わせるように洗っていると、髪と髪が擦れ、毛の表面のキューティクルが剥がれてしまいます。

そしてトリートメントは髪の毛に栄養を補うものです。しかし表面につけるだけでは、髪の内部にまで浸透しません。表面だけ軽くつけている人はつけていないのと同じなので、結果的に栄養分が入らずパサパサになります。

 

また頭皮や髪も紫外線対策をしないと日焼けしてしまい、髪が傷む原因になります。顔と頭皮は繋がっている一枚の皮膚なので、顔に日焼け止めを塗るように頭皮や髪にも日焼け対策は必要になってきます。

 

  • パサつく髪の正しいケア(外側からできるケア)

 

上記で注意したようにシャンプーをする際には髪の毛ではなく頭皮を洗うように心がけましょう。(直接頭皮にシャンプーをつけるのではなく、泡立ててから頭皮につけてください。頭皮の毛穴のつまりの原因になります。)頭皮を洗う際、美容室でのシャンプーやヘッドスパのように揉むように洗うと血行促進の効果もあります。

 

またトリートメントをしっかりと浸透させるためには、髪の毛の水分を手でしっかりと絞ってからトリートメントをつけてください。髪の毛に水分が残っている状態だと栄養分がうまく浸透しないのです。トリートメントをつけたら揉み込むように浸透させてください。(トリートメントをつけたら、ホットタオルで髪の毛全体を包み込むとより浸透しやすくなります。)

 

紫外線対策としては、UV効果のある洗い流さないトリートメントが美容室などで販売されていますので、それをつけてから出掛けたり、日傘や帽子を活用して頭皮と髪の紫外線対策もしっかりとしてください。

 

 

  • パサつく髪の正しいケア(内側からできるケア)

 

食事から得られる栄養分でパサつく髪をケアすることができます。食べたもので人間は出来ていますので、しっかりと栄養があるものを摂取しましょう。

髪にとって必要な栄養は「タンパク質」、「ビタミン類」、「亜鉛」などがあります。「肉」、「魚」、「卵」、「乳製品」、「大豆製品」には良質なタンパク質が多く含まれています。また亜鉛は「牡蠣」、「レバー」、「牛モモ肉」、「鶏モモ肉」、「数の子」、「チーズ」に多く含まれています。積極的に摂取してくように心掛けましょう。(食事で摂ることが難しい人はサプリを利用するなどしてなるべく摂取してください。)

 

また体の巡りを良くすることも大切です。普段デスクワークの人や運動不足の人は体が凝り固まってしまいますので血行も悪くなります。適度なストレッチやマッサージなどで血行を良くしましょう。

 

 

 

  • まとめ

 

いかがでしたしょうか?

外側からのケアだけの人が多いと思うので、内側からのケアも取り入れてみて是非美しい髪を取り戻してください。

 

最後に豆知識として、ドライヤーをするときは上から下に向けて乾かすようにしましょう。キューティクルも上から下に向かって重なっていますので下から乾かしてしまうとキューティクルが剥がれやすくなります。

乾かしすぎもオーバードライといって髪の毛が傷む原因になりますのでご注意くださいね。

 

乾燥に負けずに、パサつく髪の毛からさらさらな髪の毛になれるように頑張りましょう。

 

 

薄毛の原因と対策

 

日本人の男性の3人に1人が髪の毛の悩みを抱えていると言われています。

最近では、薄毛治療など病院に行く人も増えていますが、自宅でできるセルフケアは欠かせません。

生活習慣を見直すだけでも抜け毛防止になる場合もあります。

今回は薄毛の原因と、日頃から取り入れられる抜け毛対策をご紹介していきます。

 

 

  • 抜け毛が増える主な原因

 

睡眠不足やダイエットをすると、ホルモンバランスが崩れ、体だけでなく髪の毛にも十分な栄養が行き届かなくなります。

成長ホルモンが出る夜の22時から午前2時の時間帯はなるべく睡眠を取りましょう。

 

食生活も大きく関わっていて、高脂肪な食事が増えたため、血行が悪くなり、髪の毛に栄養が行き届かなくなってしまう要因となります。

また、現代人がよく食べているコンビニ弁当、カップラーメン、スナック菓子、ハンバーガーなどジャンクフード類には化学調味料と添加物が大量に含まれています。これらを摂取していると、油分や添加物で血行が悪くなる恐れがあり、髪の毛や頭皮に栄養が行きわたりにくくなります。体に良くないものは、髪の毛や頭皮にもダメージを与えることになるのです。頻繁に食べている人は要注意です。

 

 

  • 生活習慣の改善で抜け毛予防につながる

 

髪の毛の主な成分は「ケラチン」という18種類のアミノ酸から出来たタンパク質です。このケラチンという成分は、髪の毛を作るためには必ず必要なもので、不足すると発毛しにくくなったり、薄毛や毛が細くなるなど様々な問題を引き起こす原因となります。

 

このケラチンを生成するためには、良質なタンパク質の摂取が欠かせません。

「肉」、「魚」、「卵」、「乳製品」、「大豆製品」の5つはタンパク質の含有量が多い食品です。積極的に食事に取り入れていきましょう。

 

頭皮の新陳代謝を高めるにはビタミンB群が必要です。

「レバー」、「鶏ひき肉」、「生ハム」、「あさり」、「ししゃも」、「まいたけ」、「マッシュルーム」、「乾燥しいたけ」などに多く含まれていますので、こちらも積極的に摂取しましょう。

 

血行を良くするにはビタミンA・Eが必要です。(薄毛予防に効果的な栄養素です)

ビタミンAは「小松菜」、「ほうれん草」、「人参」、「モロヘイヤ」に多く含まれています。ビタミンEは「オリーブオイル」、「なたね油」、「黒ごま」、「ナッツ」に多く含まれています。

ビタミンA・Eは抗酸化力が高く、頭皮を健やかに保つ効果があります。

 

髪の毛を作るには亜鉛が必ず必要です。亜鉛不足になると、抜け毛や薄毛の症状を引き起こし、新しい髪の毛を作ることが困難になります。

亜鉛を多く含む食べ物は「牡蠣」、「レバー」、「牛モモ肉」、「鶏モモ肉」、「数の子」、「チーズ」などがあります。これらを日頃からなるべく食べるよう心がけましょう。

 

日頃なかなか食事に取り入れられない人はサプリなどを利用して、なるべく摂取していきましょう。

 

  • まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

上記で説明した以外にも「タバコ」や「ストレス」なども大きな原因となります。ストレスは薄毛の原因だけでなく、病気の原因にもなり得るものです。日頃からストレス解消をし、リラックスしながら睡眠を取れるように心がけてみてください。

 

余談ですが、私も子供と一緒に22時に寝てしまう生活をしていたら髪の毛にハリ・コシが出てきました。(もともと細い髪の毛で毛も薄い方でした。)

ストレスを溜めず、食生活を改善し、睡眠をしっかりと取るということを意識して生活してみるといいかもしれません。

続けることに意味があるので即効性はありませんが、ぜひ上記で説明したことを試してみてください。