勘違いしていない?自然乾燥が髪によくない理由

紫外線が強くなる夏は、肌だけではなく髪へのダメージも大きくなります。

そこで「できるだけ、髪の毛に良いことをしてあげたい!」と思い、ヘアケアに力を入れる人も多いでしょう。

でも、中には勘違いをしている人もいます。

そこで今回は、勘違いしている人の多い「髪の毛の自然乾燥」について、お話をしていきます。

この記事は、こんな人におすすめ

  • ヘアケアを徹底したい
  • 髪の毛のダメージが気になる
  • 髪の毛が痛みやすい
  • ヘアケアを頑張りたい
  • 髪の毛を自然乾燥している

自然乾燥は、髪の毛にはいいの?悪いの?

「自然乾燥はドライヤーの熱がないから、きっとダメージが少ないんだろうな」と思っていませんか?

でも、それは大間違い!

自然乾燥させている間の髪の毛はずっと濡れているので、摩擦による刺激をダイレクトに受けやすくなってしまうのです。

例えば、こんな状況

  • 濡れたままの髪の毛で、寝てしまう
  • 濡れたままの髪の毛を、結う
  • 濡れたままの髪の毛を、とかす
  • 濡れたままの髪の毛で、帽子をかぶる

睡魔に勝つことができずに、濡れたままの髪の毛で寝てしまうのは、特に要注意。

翌朝のスタイリングが面倒なだけではなく、濡れた髪の毛と枕の間に摩擦が起きて、ダメージを受けやすくなってしまうからです。

結果、髪の毛同士が絡まったり、切れ毛が多くなってしまいます。

ちょっとしたことでも、髪の毛にとっては負担がかかっていることを、意識して過ごしましょう。

ダメージリスクが高いのは、どっち?

ダメージリスクの高い、濡れた髪の毛をずっとそのままにしておく方法。

また、ドライヤーの熱を使ってでも、完全に乾ききった髪の毛にしてあげる方法。

あなたは、どちらが良いと思いますか?

答えは、ドライヤーの熱を使ってでも、完全に乾ききった髪の毛にしてあげる方法です。

髪の毛から一定の距離をおいて使う、長時間の利用はしないなど、正しい使い方をすれば、ドライヤーの熱も効果的です。

髪の毛が長くなればなるほどに、自然に乾くまでの時間が長くなるので、ダメージリスクも高まると覚えておきましょう。

まとめ

 

今回は「髪の毛の自然乾燥」について、お話をしました。

1番良くないのは、髪の毛が濡れていて、摩擦による刺激を受けやすくなっている状態をそのままにしておくことです。

ドライヤーによる熱も髪へのダメージがないとは言えませんが、自然に乾くまでずっと放置しておく方がリスクが高い言えます。

健康でしなやかな髪の毛を作るためにも、正しいヘアケア知識を身に付けていきましょう。

ヘアケアの疑問。ノープーって何?髪に良いの?

ヘアケアについて、日頃からリサーチをしているみなさん。「ノープー」って言葉を、耳にしたことはありませんか?

ノープーは別名「お湯シャン」とも言われており、それをヘアケア方法としている人も少なくありません。

そこで今回は「ノープー(お湯シャン)」についてお話をします。

この記事は、こんな人におすすめ

  • ノープーって何のことか分からない
  • ノープーに興味がある
  • ノープーというワードを聞いたことがあるヘアケアを徹底したい
  • 色んなヘアケア方法をリサーチしている

    ノープー(お湯シャン)とは?

ノープーとは、シャンプー剤を使わないで髪の毛を洗う方法です。

最初は海外セレブの間で流行していましたが、最近では日本でもヘアケアの1つとして取り組む人が増えてきました。

ノープーにメリットはあるの?

ノープーのメリットは、シャンプー剤を使わないので髪の毛への負担が少なくなるところです。

しかしながら、最近では髪の毛に優しいノンシリコンやオーガニックシャンプーもたくさん発売されているため「シャンプー剤=髪に負担がかかる」とは、一概には言えないです。

お湯で汚れは落としきれない

シャンプー剤を使わないでお湯だけで、どこまでの汚れが落とせると思いますか?

お湯シャワーで落とせるのは、髪の毛や頭皮に付着している汗やホコリだけで、
脂溶性の汚れは落とすことができません。

ここが、ノープーの最大のデメリットです。

酸化した皮脂や排気ガスに含まれるタールなどが付着したままにしておくと、髪の毛のダメージにつながったり、臭いの原因になりかねません。

まとめ

今回は「ノープー」について、お話をしました。

人それぞれ、ヘアケアや美容に関する考え方は違うので、ノープーを効果的なヘアケア法として捉えるかどうかはそれぞれです。

そのようなヘアケアを試している人がいることを理解して、自分なりの方法を見つけてみてくださいね。

【美髪をつくる】ヘアオイルの正しい使い方

毎日のヘアケアに、ヘアオイルを使っている人も多いのではないでしょうか。

オイルは保湿力の高さが魅力のヘアケアアイテムですが、人によってはベタベタして使いにくいという声もあります。

もしかして、正しく使えていないのではないでしょうか。

そこで今回は「ヘアオイルの正しい使い方」について、お話をします。

この記事は、こんな人におすすめ

  • ヘアオイルを使って、髪の毛をケアしていきたい
  • ヘアオイルを使うと、髪の毛がベタベタになる
  • 正しい使い方を知りたい
  • 髪の毛の質を良くしたい

たっぷりはNG!ヘアオイルは、1~2滴で充分

「ヘアオイルを使うと、髪の毛がベタベタする」という理由で、ヘアオイルは使わないという人もいます。

もしかして、使う量を間違えていませんか?

1人1人の髪の量にもよりますが、ヘアオイルは1~2滴で充分です。

欲張ってドバドバと使ってしまうと、髪の毛がベタベタになり、不快に感じることは間違いありません。

オイルは伸びて、髪の毛をコーティングしてくれるので、数滴で充分です。

髪の毛の表面に付けていませんか?

ヘアオイルは、髪の毛のどこに付けていますか?

髪の表面にオイルを付けると、見た目もべたつきますし、さわり心地もオイリーになってしまうのでおすすめできません。

ヘアオイルを使うと髪がべたつくと悩んでいる人は、髪の毛全体にたっぷりとオイルを塗っていることが多いです。

そこで、ヘアオイルは毛先や髪の毛の内側に塗ってみてください。

髪の広がりを抑えつつ、べたつき過ぎない、自然なうるおいを感じられる髪になるでしょう。

ヘアオイルの正しいつけ方

それでは、ヘアオイルの正しいつけ方をご紹介しますね。

ぜひ、参考にしてください。

  1. タオルドライした髪の毛は、ヘアオイルが均一に塗れるようにとかしていく。
  2. ヘアオイルを数滴手にとって、軽く馴染ませる。
  3. 髪の内側や毛先に、オイルを馴染ませていく。

この時、ヘアオイルが頭皮に直接付かないように注意が必要です。

頭皮にオイルがつくと、毛穴が詰まって頭皮環境が悪化して、抜け毛の原因となってしまいます。

ヘアオイルを髪の毛のどこに塗るのかが、とても重要になってきますので、気を付けましょう。

まとめ

今回は「ヘアオイルの正しい使い方」について、お話をしました。

ヘアオイルは保湿力が高く、美しい髪の毛をつくるために大活躍してくれるアイテムなので、正しい使い方を覚えておくことをおすすめします。

正しく使えば、べたつくこともパサつくこともなく、ナチュラルなウェットヘアに仕上がるはずです。

髪を傷めずにスタイリングするには?ヘアカーラーの種類と使い方まとめ

「パーマをかけたのに、自分でスタイリングすると綺麗にパーマが出ない…」

みなさんは、スタイリングにヘアアイロンやコテは使っていますか?
毎日使うヘアアイロンやコテの熱は、髪にとって大きなダメージとなります。

「最近髪がパサついてきた」「チリチリした毛が混ざるようになった」

そんな方は毎日のスタイリングで髪が痛んでしまっているかもしれません。
スタイリングをする時間に少し余裕がある方におすすめなのが「ヘアカーラー」。ヘアアイロンやコテよりも癖をつけるのに時間がかかりますが、髪に与える熱ダメージが少ないので傷みにくく、ふんわりとしたスタイルに仕上げることができるんです!

今回は髪を傷めにくくスタイリングできる「ヘアカーラー」についてご紹介します。

ヘアカーラーの種類とスタイル別の選び方

ヘアカーラーには主に3つのタイプがあります。

・マジックカーラー
表面がマジックテープになっており、ドライヤーの熱をあててスタイリングします。テープの細かい突起が髪の毛をキャッチするのでピンなどを使わなくても簡単に巻くことができるので、スタイリングが苦手な方も挑戦しやすいタイプです。ゆるふわな優しいカールをつけたい方や、根元のボリュームアップをしたい方におすすめ。

・ホットカーラー
プラスチック製のカーラーを電熱で温めてから使用するホットカーラーは、ヘアアイロンに比べて温度も低く、触ってもやけどしにくいのがポイント。マジックカーラーよりしっかりとしたカールがつけられて、短時間でスタイリングをキープしたい方におすすめ。

・スポンジカーラー
100円ショップなどでも気軽に手に入るスポンジタイプのカーラーは、マカロンのようなコロンとした丸形など様々なタイプがあります。熱を加えるのではなく寝る前に巻いて癖づけするので、髪へのダメージが一番少ないヘアカーラーです。ヘアアイロンで巻いたようなしっかりしたカールはできませんが、癖っ毛のようなゆるやかなウェーブをつけることができます。

種類別ヘアカーラーの使い方

続いて、種類別の使い方をご紹介していきます。

・マジックカーラー

①髪を上下にいくつか分け、マジックカーラーで巻いていく
②ドライヤーの温風をあて、少しおいたら冷風をあててキープさせる

カーラーをつけて温風をあてたあと、メイクなどをして時間をおいてから冷風で冷やすのがおすすめです。

・ホットカーラー

①カーラーを十分温めてから、マジックカーラーと同様に髪を巻いていく
②しばらく置いたらドライヤーの冷風でキープさせる

・スポンジカーラー

①寝る前に毛先を中心に巻きつけて寝る
②翌朝外したら手ぐしで整え、スタイリング剤でキープさせる

いかがでしたか?ヘアカーラーはヘアアイロンやコテとはまた違ったカールをつけることができます。「仕事が休みの日だけ使う」など、毎日のスタイリングに混ぜるだけでも髪へのダメージは軽減されていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今すぐできる!髪をボリュームアップさせる方法とは?

「髪が細くなってきた…」「ボリュームがでなくてぺったりしてしまう…」

髪のボリュームが落ちてくると、薄毛の予兆なのでは?と不安になりますよね。
年齢を重ねるにつれて髪は細く弱くなっていき、量は同じでも「薄毛」に感じられてきてしまいます。

そろそろ育毛剤をつかうべき…?と悩んでいる方は、ちょっと待ってください。

まずは今すぐできる毎日のケアからボリュームアップを目指していきましょう!
今回はいつものルーティンに一手間加えるだけで髪のボリュームアップが期待できる簡単な方法をご紹介していきます。

「ドライヤーのかけ方」と「スタイリング」に一工夫

今すぐ簡単にできるボリュームアップ方法は、ドライヤーの乾かし方です。

①下を向いて後頭部と側頭部の髪を乾かしていく
②頭頂部は分け目を決めず色んなところで髪を左右に振り分けて根元から乾かす
(このときブローブラシなどを使って髪を真上に引っ張るようにして乾かすのも効果的)
③カーラーを使って頭頂部の髪を巻き、カーラーの空洞部分と髪の表面に温風をあてる
④カーラーが冷めるのを待ってから外し、冷風をあてて立ち上げた根元をキープする

普段何気なくかけているドライヤーも、この4つのステップを意識するだけでボリュームアップが期待できます。

また、スタイリングをするときに「分け目を変える」のもおすすめです。いつも同じ分け目にならないように意識して変えるだけで、見た目のボリューム感は劇的に変わってきます。他にも、髪を結んだときに頭頂部の髪を少しずつ引き出してふんわりさせるのも効果的。スタイリング剤は重くならないスプレータイプがおすすめです。

それでもダメなら…シャンプーを変えてみるのもおすすめ

髪のボリュームアップに効果的なシャンプーは以下。

・ノンシリコンシャンプー

髪がぺったりしやすい人は、シャンプーのシリコンが原因かもしれません。シリコン配合のシャンプーはシリコンが髪をコーティングしてツヤを与えてくれますが、その分髪が重たくなってしまい、ボリュームダウンに繋がってしまうのです。
ノンシリコンシャンプーを使うことで髪が軽くなり、ボリュームアップが期待できます。ただし、シリコンが髪をコーティングしない分乾燥や紫外線などの外敵ダメージに弱くなってしまうので、しっかり毛先はオイルやトリートメントでケアするのを忘れずに。

・アミノ酸系のマイルドシャンプー

アミノ酸系のシャンプーは洗浄力が強すぎないので頭皮や髪に優しく、頭皮環境が改善するのでボリュームダウンの原因となる「細い毛」や「コシのない毛」が作られるのを防ぐことができる可能性があります。ただし、洗浄力が強くないため整髪料などをたくさんつかう方は落としきれない場合があるため注意が必要です。

いかがでしたか?育毛剤に頼る前に、毎日のヘアケアに一手間加えてボリュームアップを目指してみてくださいね。

パーマを綺麗に出すには?乾かし方のポイントをパーマの種類別に紹介

「パーマをかけたのに、自分でスタイリングすると綺麗にパーマが出ない…」

そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実は、綺麗なパーマを出すにはお出かけ前のスタイリングだけではなく、シャンプー後の乾かし方も重要なんです!

今回はパーマを綺麗に出す乾かし方のポイントを、パーマの種類別にご紹介していきます。

デジタルパーマを綺麗に出す乾かし方

デジタルパーマとは「薬剤を塗った髪に熱を加えてパーマをつくる」手法です。

コテで巻いたようなしっかりしたパーマがつくので、パーマがかかりにくい髪質の方にもおすすめできるパーマです。また、濡れている状態だとパーマがゆるくなり、ドライヤーなどで熱を加えることではっきりとパーマが出てくるのが特徴です。

シャンプー後のデジタルパーマを綺麗に出すには、ドライヤーの熱ダメージを抑えるためにトリートメントをつけてから乾かすのが大切なポイントです。

①ドライヤーの強風で根元をしっかりと乾かす。
②弱風にして毛先を指にくるくる巻きつけながら乾かす。

指に巻きつける髪の量が一定になるように、ドライヤー前に髪をブロッキングするとやりやすくなります。指に巻きつけた髪は引っ張らず、巻きつける強さも出したいパーマのウェーブ感に合わせて調整しましょう。

朝のスタイリングは水やスプレータイプのくせ毛直しミストなどで毛先を濡らしてから、同じように指に髪を巻きつけてドライヤーの弱風で乾かしていきます。半乾きになったらムースなどのスタイリング剤をつけ、最後までしっかり乾かしたら完成です。

コールドパーマを綺麗に出す乾かし方

コールドパーマとは「薬剤の力のみでパーマをつくる」手法です。

デジタルパーマと違ってゆるやかなウェーブになるので、毛先のワンカールやくせ毛風パーマなど、自然なパーマスタイルがつくれます。コールドパーマは濡れた状態で一番パーマが強く出て、乾かしていくとゆるやかに伸びていくのが特徴です。

シャンプー後のコールドパーマを綺麗に出すには、まずはしっかりと乾かすことが大切です。乾かすと伸びてしまうコールドパーマですが、濡れたまま寝てしまうと髪へのダメージでパーマがとれてしまう可能性があるので注意が必要です。

①洗い流さないトリートメントでケアをする。
②髪を手の中でくしゃっと包むようにしながらドライヤーでしっかりと乾かす。

朝のスタイリングはまず水やミストで濡らしたあと、ムースやジェルタイプのスタイリング剤を揉み込んで完成。乾かさずにそのまま自然乾燥で大丈夫です。

いかがでしたか?自分がどのタイプのパーマをかけているかで、シャンプー後の乾かし方やスタイリング方法を変えることがポイントです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

プレシャンプーとは?髪を二度洗いするときのポイントと注意点

みなさんは一回のシャンプーで何度髪を洗っているでしょうか?

「一度じゃ泡立たないから二度洗いしている」
「シャンプーは洗浄力が強いから一度で充分」

個人差があると思いますが、基本的に美容院ではシャンプーを二回することがほとんどです。ヘアケア用語ではこの一度目のシャンプーのことを「プレシャンプー」と呼びます。

では、プレシャンプーは自宅でもした方がいいのでしょうか?
今回は「プレシャンプー」するときのポイントと注意点をまとめて紹介していきます。

「プレシャンプーとは?」

「プレシャンプー」とは水だけで髪を洗う「余洗い」のあとにする「一度目のシャンプー」のことを言います。

プレシャンプーは頭皮や髪の汚れや整髪料を綺麗に落とし、シャンプーの効果を最大限に発揮させるために行うもので、美容院での「プレシャンプー」は二度目のシャンプーとは違う「プレシャンプー用」のシャンプーを使っている場合がほとんどです。
プレシャンプー用のシャンプーは、しっかりと汚れや整髪料を落とせる高い洗浄力がありつつも、二度のシャンプーで頭皮や髪を痛めない低刺激のものが多く「クレンジング」や「ピーリング」という商品名がついているものもあります。

毎日のスキンケアに例えると「メイク落とし」がプレシャンプーの目的なのです。

プレシャンプーで汚れや整髪料を綺麗に落としたら、二度目のシャンプーは髪や頭皮に栄養を与えるために行います。そのため二度目のシャンプーは洗浄力よりも浸透力や保湿力の高いものを使っている場合がほとんどで、プレシャンプーのおかげで頭皮の毛穴や髪の細胞まできちんと栄養分が行き届き、シャンプー本来の効果を発揮することができるのです。

自宅でプレシャンプーするときのポイントと注意点

では、自宅でも「プレシャンプー」をした方がいいのでしょうか?

薬局などで市販されているシャンプーは「一度洗いで汚れを落とせる」よう洗浄力が高いものがほとんどです。同じシャンプーで二度洗いすると頭皮や髪への刺激となってしまい、ダメージを与えてしまう可能性があります。
プレシャンプー用のシャンプーを購入できない場合はアミノ酸系の洗浄成分が使われているシャンプーを選ぶようにするといいでしょう。

そして、自宅でプレシャンプーをするときは「汗をかいたり汚れたとき」「整髪料を使ったとき」のみにしましょう。汗をかいたときは頭皮をメインに、整髪料を使ったときは髪の毛をメインに泡だてたシャンプーで「軽く」サッと洗い、二度目のシャンプーでは頭皮をマッサージするように優しく洗うのがポイントです。

毎日のシャンプーで汗をかいていない、整髪料も使っていない場合はプレシャンプーする必要はありません。余計な皮脂まで落としてしまい、髪のダメージにつながってしまう可能性があるので注意が必要です。

いかがでしたか?これまで「なんとなく」二度洗いしていた人も多いのではないでしょうか。ぜひ参考にして「プレシャンプー」で健康な美髪を手に入れてくださいね。

ドライヤーの冷風モードはいつ使う?正しいドライヤーの仕方で得られる効果とは

ドライヤーにはいくつかの風タイプがあるのをご存知ですか?

強風モード、弱風モード、冷風モードetc…

「早く乾かしたいからいつも強風モード」という方も多いのではないでしょうか?
実はドライヤーの風タイプは髪の状態やお手入れ方法に合わせて使い分けることで、乾かすだけではない「美髪効果」を期待することができるんです!

今回はドライヤーの風タイプを有効活用する術をご紹介したいと思います。

ドライヤーの風タイプを解説

ドライヤーの風タイプには主に3種類のモードがあります。

・強風(ターボ)モード
・弱風(セット)モード
・冷風モード

メーカーや機種により名称や種類の多さは変わりますが、基本的にこの3つの風タイプはどのドライヤーにもついていますよね。

「強風モード」はシャンプー後、濡れた髪を乾かすのに利用している方が多いと思います。
「弱風モード」は「セットモード」とも呼ばれる弱い風で、乾いた髪をブローするときに。
「冷風モード」は髪への熱ダメージが気になる方や、夏場の汗が引かない時に利用する方も多いのではないでしょうか?

風タイプをうまく活用して美髪効果を高める

実は「髪を乾かす=強風モード」は間違いなんです。
濡れた髪はキューティクルが開いた状態で、強い熱風をあてることで開いたキューティクルが傷ついてしまうことも。
濡れた髪を乾かすときこそ、3つの風タイプをうまく使い分けることで髪のダメージを減らして「美髪効果」も得ることができるんです。

3つの風タイプの使い分けは以下。

①タオルドライ後「強風モード」で髪の根元を乾かす。

うなじ、耳のうしろ、頭頂部など、髪の根元をまずは強風モードでしっかり乾かします。
髪がぺたんこになるのが気になる方は下を向いて逆毛の状態で乾かすと根元が立ち上がりボリュームアップできます。

②根元が乾いたら「強風モード」のまま毛先を全体的に乾かしていく。

根元がしっかり乾いたら、強風のまま毛先全体をまんべんなく乾かしていきます。
このとき、全体の80%が乾くくらいのつもりで乾かすのがコツ。
ドライヤーは髪から10cm以上離すようにして、一箇所に集中的にあてるのではなくドライヤーをふりふりと動かしながら全体的に風をあてるのがポイントです。

③「弱風モード」にして前髪と毛先をブローしてセッティングする

全体的に乾いてきたら弱風モードにして散りやすい前髪や毛先のブローをしていきます。
前髪は左右両方から風をあてることで癖がつきにくくなります。手ぐしでも良いですが、ブラシでブローするとより綺麗なカーブをつくることができるのでおすすめです。

④仕上げに「冷風モード」でキューティクルを閉じ込め髪型をキープする

最後に冷風モードで髪に風をあてていきます。冷風でクールダウンさせることで開いていたキューティクルをキュッと引き締め、さらにブローした髪型をキープすることもできます。このとき、上から下に向けて風をあてるのがポイント。残りの20%を冷風で乾かしたら終了です。

いかがでしたか?今回ご紹介したドライヤーの風タイプについて「今まで知らなかった!」という方は、いつもと少しドライヤーの使い方を変えるだけで仕上がりが変わってくるので、ぜひ参考にして試してみてくださいね。

ドライシャンプーはシャンプーの代わりになる?種類や正しい使い方を紹介

海外セレブや芸能人が使っていることで注目を集めている「ドライシャンプー」。

「薄毛や抜け毛に効果的」「美髪効果が期待できる」

さまざまな情報が飛び交っていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
今回は話題の「ドライシャンプー」について詳しく紹介していきます。

ドライシャンプーの種類

ドライシャンプーは主に2つのタイプが市販されています。

・スプレータイプ
・パウダータイプ

他にもシートタイプやムースタイプ、ジェルタイプなどがありますが、ドライシャンプー特有のさっぱり感や清涼感を味わうならスプレータイプかパウダータイプがおすすめです。
金額は市販のもので500円〜1,000円前後、ブランドものだと2,000円以上と比較的安価に手に入るものが多いです。

ドライシャンプーの効果は?

「薄毛、抜け毛に良い」「美髪効果がある」

様々な効果が噂されるドライシャンプーですが、あくまで災害時など「お風呂に入れない状況」のときや、朝ベタつきが気になる、日中汗をかいてベタベタするなど「夜のお風呂の前にスッキリしたい」ときに使うために作られたものです。
お風呂に入れる状況ならばシャンプーをした方が良いので「毎日のシャンプーの代わりにドライシャンプーの方がいい」ということはありません。

では「ドライシャンプーが良い」と言われているのはなぜなのでしょうか?

ベタつきが気になるからと1日に2回シャンプーしてしまうと、水やドライヤーの髪へのダメージが気になります。1日に2回シャンプーするなら、そのうち1回をドライシャンプーにするのは頭皮や髪に優しいのでおすすめです。
「ドライヤーをする必要がない」「水で洗い流す必要がない」この2つが髪へのダメージを軽減することから「薄毛、抜け毛に良い」「美髪効果がある」と言われているのです。

ドライシャンプーの使い方

ドライシャンプーの使い方はスプレー、パウダー、どのタイプでも基本的に同じです。

①ブラッシングをして髪についたホコリなどを取り払う

②ドライシャンプーを頭皮につけ、軽く揉み込むように洗う

髪につかないよに注意しながら、顔まわり、頭頂部、側頭部、後頭部の4箇所を中心にドライシャンプーをつけていき、指の腹で頭皮を揉み込むようにして洗います。
このとき頭皮マッサージをしたり、ドライシャンプーをつける前に蒸しタオルで汚れを浮かせるのもさらにスッキリ感が得られるのでおすすめです。

③全体的に揉み込んだらブラッシングまたはタオルで拭き取る

ベタつきがとれて頭皮がスッキリし、ペタッとしていた髪もふんわり感が戻ってきます。

いかがでしたか?最近は美髪のためにシャンプーを2日に1回にして、間の1日はドライシャンプーにする人も増えているようです。気になる方はぜひ参考にして新しいヘアケア法として取り入れてみてくださいね。

髪のダメージを抑えてヘアアイロンを使うコツ

「雨の日は髪がまとまらない…」「広がってゴワゴワする…」

ヘアアイロンとは髪の毛に熱を加えて変形しやすい状態にし、そのまま冷えて髪型を固定させるものです。
頻繁に使いすぎると熱の影響で髪が傷む恐れがあります。

今回はヘアアイロンで髪が傷む理由や、ダメージを抑える対策などをご紹介していきたいと思います。

ヘアアイロンで髪が傷む理由

実はヘアアイロンを使うと髪には大きな負担がかかります。週に1〜2回程度の使用ならダメージも少なく済みますが、毎日ヘアアイロンを使っていると、髪にダメージが蓄積し、枝毛や切れ毛などの原因にもなります。
ヘアアイロンで髪が傷む理由はまず1つ目は「熱の与えすぎによるタンパク変性」です。髪の90%はケラチンと呼ばれるタンパク質でできています。
タンパク質は長時間熱にさらされると固くなります。その状態を「タンパク変性」といいます。
髪の毛もタンパク質でできていますので、タンパク変性によって髪の状態が変化します。ヘアカラーをしても色が入りにくくなったり、パーマが綺麗にかかりにくくなったりします。
さらにタンパク変性が進むと、今度は「炭化」という現象が起こります。炭化とは文字通り髪が炭になることです。炭化した髪は硬くなり、しなやかさを失い、脆くなりちぎれやすくなりますので、枝毛や切れ毛に発展しやすくなります。
傷ついても傷口がふさがり再生する皮膚とは違い、伸びた髪が受けたダメージが自己修復されることはありません。熱によるダメージももちろん回復はしませんから、炭化した髪、タンパク変性した髪は元通りには戻りません。

2つ目は「水蒸気爆発」です。湿った髪や濡れた髪にヘアアイロンを使うと「じゅわっ」と音がして湯気が出ます。この時髪の内部では「水蒸気爆発」という現象が起こっています。キューティクルの内側から破壊するように髪を壊してしまう現象です。絶対に髪は乾かして濡れていない状態でヘアアイロンを使ってください。

3つ目は「摩擦」によるダメージです。熱したプレートを髪に挟むようにして、髪の表面に押し当てながら髪にクセをつけていくのがヘアアイロンです。そのため、熱によるダメージに加えて、ヘアアイロンによる摩擦のダメージも加わり髪は傷つきます。
摩擦のダメージを減らそうと、ゆっくりとアイロンを動かしたり、熱のダメージを減らすために低温にしたりするのは逆効果になります。

ダメージを抑えるには

寝癖などが付いている場合、ヘアアイロンを使っても綺麗にクセをつけることができません。ですので、まずは髪を濡らしてブローをして寝癖を整のえていきます。
その次にダメージ部分の修復と摩擦や熱のダメージを抑えるために、洗い流さないトリートメントをつけます。洗い流さないトリートメントで髪をコーティングしていくイメージです。そしてしっかりとドライヤーで乾かして櫛でしっかり髪の流れを整えます。
アイロンをするときはブロッキングをお勧めします。一気に髪をたくさん挟むよりは、小分けにして少しずつ挟むと同じ髪に繰り返しアイロンを当てることがなくなるのでダメージも少なくなりますし、髪にクセもつきやすくなります。

ヘアアイロン選びのポイント

ヘアアイロン選びで重要なことは設定温度です。180度まで温度があげられるものを選ぶと良いでしょう。
温度が高い方が一見ダメージが大きいと思われがちですが、低温で何度も髪に当ててセットするよりも高温で素早くセットを完成できる方が髪へのダメージは抑えられます。
そしてさらに温度調整ができるアイロンを選ぶことをお勧めします。すでに髪が傷んでしまっているのなら140度くらいにした方が、髪には優しいですしすでにタンパク変質を起こしている髪を炭化させないように調整することもできます。アイロンのプレートの部分は主にセラミック、チタン、テフロンが使われることが多いですが、セラミックは熱伝導率が高いですが髪への摩擦力が強く、テフロンは、摩擦は抑えられますがプレートの耐久性が低いので長持ちしないことが多いのが難点です。それに比べてチタンは熱伝導率が良く、耐久性にも優れていて摩擦も抑えられますのでチタン素材のものがお勧めです。ただし、チタンプレートのアイロンは比較的高価な傾向がありますので、お値段を見て判断していただけるといいかと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ヘアアイロンはとても便利なアイテムですが、間違った使い方をしていると髪がどんどん傷んで最終的には炭化してしまうことをしっかりと頭に入れておいていただけると幸いです。
髪のダメージを最小限に抑えながら、おしゃれも楽しめるといいですよね。
髪を濡らした状態で使わないことやアイロン自体をチタンプレートのものに変えてみるなど工夫しながら毎日のヘアセットを楽しんでみてください。